【チャンネル運用ポジション】コンテンツタイプ10選
YouTubeは今、激動の戦国時代となっています。
数多くのチャンネルが頭角を出し、また伸び悩んでいる最中かと思います。
そんな中現在、人気と数字を伸ばしているのが、コンテンツタイプと呼ばれるYouTubeチャンネルです。
本記事では、YouTubeチャンネルを運用する上での基本戦略として、チャンネル運用ボジションを4つにカテゴライズしており、本記事ではその中でもコンテンツタイプに触れて紹介していきます。
①YouTuber タイプ
②メディアタイプ
③コンテンツタイプ
④企業タイプ
コンテンツタイプとは、運用コンセプトをコンテンツに帰属させ、視聴者のニーズや問題解決のコンテンツを投稿するスタイルで一貫性のある企画を運用しているのが特徴です。
今回はこれからYouTube運用をお考えの方に向けコンテンツタイプにおける成功事例をメリットと共に
ご紹介いたします。
コンテンツタイプのチャンネル運用ポジションの特徴
運用コンセプトをコンテンツ自体に帰属させ、視聴者のニーズや問題解決のコンテンツを投稿するス
タイルとなり、一貫性のある企画になるのでチャンネル運営のレギュレーションがしやすいのが特徴です。
挙げられるメリットとしては主に5つあり、
①運用のレギュレーションが取りやすい
→方向性さえ決まってしまえば、その運用のしやすさは、他タイプの比にならないでしょう。
②コメント欄でユーザーニーズを知ることができる
→視聴者からの要望や感想を見ることで、改善点や新しい強みに気付けるチャンスがある
③他の集客方法とは異なる層へアピールできる
→SEOやその他SNSとは異なる新たなファン層を獲得することができる
④他媒体との相互作用が生まれる
→他媒体からYouTubeに流入したり、YouTubeから他媒体へ誘導することが可能。
④宣伝コストが抑えられる
→他媒体への掲載、宣伝と比較して予算が低くてもYouTubeは始めやすい企画の大枠を外れずにコンスタントに投稿していくことで元々ニーズがある層を強力に掴むことができ、継続的にチャンネルを発展させていくことが可能です。
それでは、コンテンツタイプの運用成功事例をご紹介いたします。
【チャンネル運用ポジション】コンテンツタイプタイプ10選
①THE FIRST TAKE
一本のマイクでシンガーの人が、リテイクはせず、一発で歌い切るといったルールが売りのチャンネル。
動画では表現しづらい、空気感、ライブ感が美しい映像と合わさり、シンプルながらアーティスト一人一人の表現を際立たせている。
人気の動画は2億回以上再生されているといった日本を席巻しているチャンネルといっていいでしょう。
YouTubeの企画や運営をしていく上で、演者との距離感、空気感を伝えることがいかに大切か教えてくれる成功事例です。
②中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
YouTube大学と名を冠しているように、YouTube上で授業を受けているようなスタイルのチャンネル。
中田さんのトーク術がキラリと光り、企画では実体験やマネーに関する授業が人気となっています。
難しい話題でも面白いトークで内容を昇華しているので、どの年代でも見やすく興味をひく内容となっています。
大学の授業といった大枠でトレンド性が高い話題も積極的に取り入れているので、チャンネルの軸や企画そのものを考える上で大変参考になる事例です。
③両学長 リベラルアーツ大学
人生の中で大きなピース、お金について考え方や役立つ情報を図説、アニメーションなどで紹介する両学長リベラルアーツ大学。
資産運用、節約術などニーズが高いと思われるコンテンツをコンスタントに投稿することで経営をしている方や投資をしている方から高い評価を受けています。
さらに企画だけではなく、サムネイルのデザインもかなり巧妙にデザインされており、様々なサムネイルアイデアの参考になる成功事例です。
④マリマリマリー
YouTubeアニメの先駆けともいえるマリマリマリー。
テレビアニメは元々ニーズがある分野かと思いますが、現在YouTubeのみならず、動画配信サイトのアニメは独特の構であり、静止画+アフレコのスタイルが広く普及しています。
漫画を切り抜いてアニメ風にしているチャンネルもありますが、こちらのチャンネルはオリジナルアニメという所が、新しくファンを掴むきっかけとなり現在142万人以上の登録者を獲得しています。
今後、紙媒体の衰退によりこのような成功事例も増えてくると予想しています。
⑤黙飯 MOKU MESHI TOKYO
黙飯というように撮影スタッフは喋らず、テロップで話を展開していくスタイルが斬新なチャンネル。
調理場の風景や出来上がった物を写すだけでこんなにも食欲を刺激してくるチャンネルを、私は他に知りません。
全国各地の一見入りずらそうなお店を紹介しており、各店のマスターたちの暖かさや人情が映像に落とし込まれているので例えば旅行で近くにいったときに、ふっと入ってみたくなるような魅力を引き出しています。
特に注目するべきはやはりカメラワークでしょう。
美味しそうな物をいかに美味しそうに撮るのか、意外と簡単そうで難しい技術の参考にできる成功事例です。
⑥丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー
クレイジージャニーで有名な【危険地帯ジャーナリスト】の丸山ゴンザレスが、裏社会についてわかりやすく解説する『解説型教養バラエティー裏社会ジャーニー』 というコンセプトで展開するチャンネルです。
普段生活している上で知り得ない情報や、ダークな話題に切り込んでいくコンテンツが人気です。
怖いもの見たさというニーズをうまく捉え視聴者のハートを掴んでいます。
こういった特定の世界を紹介する上で企画、キャスティングなど、学べることの多い成功事例です。
⑦Spooky Hotel
2000年代初頭では当たり前のようにテレビで見ていた、ホラー系コンテンツ。
最近では夏でもほとんど見れなくなってしまいましたね。
そこに目をつけた人がやっていて、今熱があるのがYouTubeでのホラーコンテンツです。
日本では現在Spooky Hotelさんのような国内外のホラー映像集が人気コンテンツとなっており、以前のテレビ番組を彷彿とさせる構成が興味深いです。
こういったニーズの穴を見つける際にぜひ参考にしてほしい成功事例のひとつです。
⑧令和の虎CHANNEL
2001年10月から2004年3月まで日本テレビで放送されたリアリティ番組である「マネーの虎」がYouTubeで復活!という名目でスタートした令和の虎CHANNEL。
新卒採用活動の支援事業を手がけている岩井良明が、企業と学生のマッチングをアピールするために就活ノウハウを伝授するYouTube番組として始まった。
それぞれの社長たちの痛快な切り口や志願者の壮絶な人生物語が人気のチャンネルです。
元々の知名度に満足せず、視聴者を惹きつける社長の人間性を見ているだけで勉強になるトーク展開などは、どのジャンルを発信している人にも有益な成功事例です。
⑨B.R.CHANNEL Fashion College
大人の男のためのファッションカレッジをテーマに、いい男になるためのHowToや、本当にいい物を紹介して男をあげることにフォーカスしたチャンネルです。
編集長の干場さんを中心に、ゲストやアシスタントを交え洋服、香水、ライフスタイルを提案してくれています。
主にハイエンドに向けた紹介・提案になるが、そこに憧れをもった若い人も、いつかこれが似合う大人になろうと思わせてくれるトーク術に魅力を感じます。
こだわりは商品だけではなく、映像の綺麗さ、サムネイル、企画力、どれを見ても一級品とわかる作りになっています。
個人で商品の企画もしており、通常回にうまく情報を乗せてPRをする導線作りも秀逸です。
⑩Healing Sleep Music
昨今のASMRの人気から最近は「ながら見」というスタイルが人気コンテンツとなっています。
その中でもヒーリングミュージックは、ながら見系の中でも不動の人気で、こちらのHealing Sleep Musicのチャンネル内の動画の中には、2,600万再生を超える再生回数の動画も存在します。
4時間近い長尺動画ですが、眠りに着く前や日常のBGMとして視聴するシチューエーションがほとんどと仮定すると、視聴維持率が結果として高くなり、動画の評価が高まるという現象が起きているのではないでしょうか。
広くは、川のせせらぎや焚き火の音などが人気動画として有名ですが、アイデアは無限にあり【ながら見、ながら聴き】コンテンツを作る上でぜひ参考にして欲しい成功事例です。
まとめ
YouTubeにおけるコンテンツタイプはニーズを掴む力、継続力など、軌道に乗せるまでが非常に難しいジャンルの一つです。
しかし一度人気が出てしまえば、同じニーズの人たちとチャンネルは強力に結びつき、安定した視聴回数を獲得することができるでしょう。
これからこういったチャンネルの運用をお考えの方は、ぜひご紹介したチャンネルを参考に枠組みから組み立ててみてください。
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