美容皮膚科のYouTube運用・活用事例10選
「美容皮膚科の集患・増患にYouTubeを活用するにはどうすれば良いのか?」
「YouTubeは美容皮膚科の集患・増患に役立つのか?」
このようなお悩みを抱えているのではないでしょうか?
動画の需要が高まり、皮膚科の集患にもYouTubeが注目されるようになりました。
動画は文章や写真に比べて伝えられる情報量が多いため、患者さんの不安を解決する手段として有効的です。特に皮膚科は患者さんのビフォーアフターなど、視覚的に伝えられる情報が多いです。
そのため、皮膚科のYouTube運用は集患にとても効果的な施策なのです。
そこで本記事では、美容皮膚科のYouTube活用事例を10個選出して紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
集患・増患にYouTubeを活用している事例とは
美容皮膚科がYouTubeチャンネルを運用するにあたって、まず始めにYouTubeは認知と教育を同時に実施できるメディアである。ということを認識しておくことです。
また、目的を明確にする【コンセプトメイク】が非常に重要です。YouTube運営をしていると、途中から目的を見失ってしまい、投稿する動画の方向性が分からなくなることがあります。
しかしながら、目的が明確ではなく、中途半端な状態で作った動画は、残念ながら成果を出すことはほとんどありません。そのため、途中で方向性を見失わないように、YouTubeを使う目的をはっきりさせることが大事になります。
なお、YouTubeの視聴者層は、若年層だけでなく、10代から60代まで、幅広い年齢層の方が視聴しているのを踏まえてコンテンツを制作していくのが良いでしょう。
美容皮膚科のYouTubeチャンネルの企業活用事例
①友利新 / 医師「内科・皮膚科」
チャンネル登録者数 73万人を超える【友利新 / 医師「内科・皮膚科」公式YouTubeチャンネル】は、三児の母であり、美と健康に関する著書も多数出版している友利 新 医師のYouTubeチャンネル。
友利 新(ともり あらた)医師は、皮膚科医、内科医として、医師という立場から美容と健康を医療として追求し、メディアを通じて、美しく生きるための啓蒙活動を行うクリエイター。
毎週水曜日21:00〜の【みなさんの質問にお答えします!】のライブ配信では、視聴者からの疑問や質問等にライブ配信の強みを活かしてコミュニケーションをとりながら回答。
他には、「やってはダメ」「プチプラ」「洗顔シリーズ」「シミ・シワ」「たるみケア等」のシリーズが人気コンテンツ。
皮膚科医が成分で選んだプチプラ美白美容液3選の動画やヒルドイドについての誤解や問題について解説する動画が話題に。
②東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科_大阪梅田形成外科粉瘤クリニック
チャンネル登録者数 29万人を超える【東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科_大阪梅田形成外科粉瘤クリニック】チャンネルは、症例の解説や手術の様子を定点カメラで捉えた様子の動画が人気。
全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えており、粉瘤をはじめ、脂肪腫、耳垂裂と幅広い手術に対応しているクリニックで、見た目にもきれいな仕上がりで再発の少ない手術を行っている様子。
日本語だけでなく、英語で多くの応援コメントが集まるなどエンゲージメントの高い動画が特徴。
形成外科専門医である古林玄は、「東京皮膚のデキモノと粉瘤クリニック ふるばやし形成外科 東京新宿院」と「大阪梅田形成外科粉瘤クリニック」の院長であり、「目黒げんクリニック」では形成外科で培った美容医療を提供し、主に眼、鼻、脂肪吸引、豊胸などの治療を扱っている。
③はなふさ皮膚科9院 花房火月のチャンネル
東京都と埼玉県に9院展開する皮膚科・美容皮膚科のクリニックグループのはなふさ皮膚科が提供するチャンネル。
理事長である花房氏は、2015年The Japan Times紙によりアジアの次世代を担うリーダー100人に選出された経歴を持ち、2019年には、The New York Times紙によりNext-Era Leaders2019に選出された。
チャンネルでは、肝斑、たるみ、酒さ、粉瘤、ほくろ、ニキビ、ニキビ跡、シミ、などの話題だけでなくYouTubeショート動画では「為になる」「役に立つ情報」を意欲的に発信中。
【ニキビ跡治療密着】ドキュメントや【薄毛・AGA治療・HARG治療】についてのシリーズ動画が人気。
“ニキビ跡がどうしても治らない・治したいあなたに見て欲しい治療法”の動画と”【薄毛対策】育毛剤or発毛剤?”の動画が話題に。
④えりりんちゃんねる【医師 上原恵理】
えりりんちゃんねる【医師 上原恵理】チャンネルは、形成外科認定専門医で美容医療評論家でもある医師が、症例解説のショート動画やおすすめ◯選、How to動画などを投稿。
美容外科・美容皮膚科「THE ONE.」の院長でもある上原医師は、豊胸手術や鼻整形手術における技術の高さがSNSや口コミで広がり、カウンセリングや手術の予約は数カ月待ちの状態が続いています。
YouTubeに限らず、SNSでの赤裸々な投稿も話題に。施術の内容、ダウンタイム、リスクなどありのままを発信し、多くのフォロワーから支持されています。
『医者が教える 人生が変わる美容大事典』や『すっぴんクオリティを上げる さわらない美容』の著書2冊も好評発売中。
“【リアルアンケートを実施】やらなきゃよかった美容医療TOP5 ” “【女医が教える】正しい日焼け止めの塗り方”の動画が話題に。
⑤自由が丘クリニック
目黒区にある美容整形・美容皮膚科の自由が丘クリニックが、美容業界外のトップランナーとの対談、専門医による正しい美容・健康情報などをお届けしているチャンネル。
「理想的な美と健康が叶う」チーム医療を提供するため、それぞれ得意分野をもつ20名の医師が集結しているのが自由が丘クリニックの特徴。
スペシャリスト同士の対談動画やゴッドハンドと呼ばれ多くの著名人や芸能人を顧客に持つカリスマエステティシャン高橋ミカのデコルテ&首のマッサージを教えてくれる動画が人気。
⑥Dr.すみれーしょんの美容博物館 Dr.레이숀
次世代の美容大好き友達系女医として活動中のDr.すみれーしょんのYouTubeチャンネル。
医学部卒業後、大学病院での臨床研修を終えて大手美容クリニック勤務を経験し、現在は都内美容クリニックにて勤務しているとのこと。
最新美容医療や韓国コスメ、韓国旅行、韓国ファッションについても楽しく発信中でジャンルにとらわれずやりたいことにチャレンジしている。【女医が教える】為になる情報やHow to動画をYouTube shortsで投稿。
”【女医のまとめ】韓国に行ったら買うべき♡化粧水パッドをおすすめします!❤️”の動画や【女医が話す】HIFU/ハイフは本当に良いの?【美容医療】dr레이숀の動画が話題に。
⑦「皮膚科専門医」Dr.mikoの美容チャンネル
”さあ、キレイを楽しもう!”をコンセプトに、皮膚科・美容皮膚科医のDr.mikoがお届けする、身近な皮膚のトラブルや美容に関するノウハウ、美容治療情報などを投稿しているYouTubeチャンネル。
「医者よりも詳しくなれるスキンケア」や「首イボ治療・顔イボ治療について」のシリーズが人気コンテンツ。
「皮膚科医がニキビ治療を解説」シリーズでは、皮膚科専門医のDr.mikoによるニキビ治療のあれこれを解説しています。
ニキビの原因や家で治す方法、レーザーで治す方法などを医学的に説明しています。AdeBクリニック 理事長/代表医師である高田氏は、一般社団法人首イボ治療研究会 の代表理事も勤める。
最近では、長尺横動画を切り抜いたショート動画を多く投稿する等、意欲的に展開中。”【mikoの日常】youtubeの撮影機材、新しくなりました!”の動画では、今後もYouTubeに力を入れていくと語る。
⑧美肌女子〈YouTube皮膚科〉
美容皮膚科 シロノクリニックが提供する【美肌女子〈YouTube皮膚科〉】チャンネルは、 “美肌になって毎日を輝かせたいあなた” に向けて皮膚科医がここだけの信頼できる情報を発信していくをコンセプトに、毎週水・金・日の 19:00に 動画を投稿しているチャンネルです。
「皮膚科医が教えるシリーズ」のショート動画や【自宅で簡単にできるニキビ跡の治し方】や【医師が教える!クレーター肌をきれいにする “最強美肌術”】の動画が人気。
動画毎に今回の担当医という形で複数の医師がセルフケアのメリットやデメリット、お肌ケアの方法等、コンセプトに沿った動画の投稿をしているチャンネル。
⑨北條元治 | 形成外科医・肌の再生医療の専門家
メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業を主とする株式会社サイバーエージェントが運営する「会社を、楽しもう」がキーワードの【サイバーエージェント新卒採用】チャンネルです。
面接で聞きづらい質問に新卒採用人事が答える動画や社員の1日密着動画、入社してからの成功体験や失敗談など、普段表に出にくい情報などをインタビューで赤裸々に語る動画などが特徴です。
オフィスツアー、各種仕事の紹介など、求職者にとって有益な情報を発信しています。
⑩こばとも先生のスキンアカデミー
皮膚科専門医・医学博士である小林智子医師は、食事や健康に関して、医学的な立場からエビデンスに基づいた有益な情報発信と商品開発を行っている「ドクターレシピ」というWEBサイトの監修や『皮膚科医が実践している 極上肌のつくり方』の著書も出版。
皮膚科受診の際に十分な説明を受けられずモヤモヤしたことがある方の少しでも助けになれればと思い、開設したのが【こばとも先生のスキンアカデミー】チャンネルとのこと。
薬の塗り方・副作用やスキンケア方法、美容施術の種類や効果についてだけでなく、料理やフィットネスなど「トータルで綺麗になる」をコンセプトに動画を投稿。
「皮膚科専門医が教えるワセリンおすすめの使い方」や「皮膚科専門医が教える二の腕のぶつぶつ「毛孔性苔癬」の正しいケア」の動画が人気。
「こばとも先生のスキンアカデミーオンラインサロン」も開設し、オンラインサロンではもっと詳しいスキンケア情報を発信しているとのこと。
まとめ
美容皮膚科にとってYouTubeチャンネルの活用はプロモーション手段の一環だけでなく、ブランディングの向上、新規顧客の創出などの大きなチャンスになります。
YouTubeマーケティングは、採用・求人にも効果を発揮するだけではなく、チャンネル登録やレコメンドによって、コンテンツとの接触回数が増えることで、自社のサービスや製品のファンになってもらいやすいという特徴もございます。
今回ご紹介した事例はあくまでも一部の事例ですので、クリニックの強みや魅力は勿論のこと、製品やサービスと照らし合わせて、それらに合ったコンテンツを作ることが大切になるのではないでしょうか。
ライアートプロモーションが運営するYouTubeグロースハックメディア【ドガTUBE】はYouTubeマーケティングは勿論の事、動画における企画・撮影・編集・配信・広告・運用についてや業種別の中小企業の活用事例、運用におけるポイントやコツなど、「役に立つ」「為になる」情報を発信するメディアサイトです。