VTuberを活用した企業PR事例10選!内容や特徴を詳しく解説します!

近年、企業のPR活動の一環としてVTuberを活用するケースが増えてきました。
VTuberは特に若年層に人気があるため、若年層向けにPRをしたい場合には、VTuberを活用すると効果的です。
本記事では、VTuberを活用した企業PR事例10選を紹介します。
VTuberを活用した企業PR事例10選

本記事では、VTuberを活用した企業PR事例の中から、以下の10個を紹介します。
- 「にじさんじ」×「.st (ドットエスティ)」
- 「湊あくあ」×「スシロー」
- 「ホロライブ」×「カレーメシ」
- 「キズナアイ」×「ローソン」
- 「ホロライブ」×「アレジオン」
- 「壱百満天原サロメ」×「ソフール」
- 「ChroNoiR」×「Google Pixel」
- 「百鬼あやめ」×「everedge IZUMI PREMIUM」
- 「白雪レイド&渋谷ハル」×「ベースブレッド」
- 「兎田ぺこら」×「湖池屋ストロング」
それでは、それぞれの事例を詳しく見ていきます。
PR事例①「にじさんじ」×「.st (ドットエスティ)」
大手VTuber事務所のにじさんじとこのPR事例では、アパレルブランドの「.st (ドットエスティ)」がコラボしたPR事例です。
VTuberが登場することで、ブランドの認知度を高めるだけでなく、若者を中心に興味を持ってもらうことを狙っています。
2025年1月現在で計3回のコラボが行われており、第一弾、第二弾のコラボではYouTubeライブ配信で、にじさんじのメンバーがおすすめファッションコーデを紹介しました。
第三弾のコラボでは、にじさんじに所属する4人のVTuberが理想の服をつくり、コラボ商品として販売しました。
コラボ第三弾の際に行われたライブ配信のアーカイブは、2025年1月現在で25万回も再生されています。
PR事例②「湊あくあ」×「スシロー」
ホロライブに所属する湊あくあが、回転寿司チェーン「スシロー」とコラボしてキャンペーンを行いました。
このPR動画では、湊あくあがスシローで販売されている寿司を実際に食べ、気に入ったものを選んでいます。
そして、選ばれた寿司は「湊あくあセレクションセット」という名前で、オリジナルステッカーやアクリルスタンドが付属した商品として販売されました。
寿司を選ぶライブ配信のアーカイブは、2025年1月現在で86万回も再生されています。
PR事例③「ホロライブ」×「カレーメシ」
このPRはVTuber事務所の最大手であるホロライブと、日清食品のカレーメシがコラボした事例です。
VTuberのメイン視聴者層である若者に向けて、カレーメシの認知を拡大させるために行われました。
PR動画には、ホロライブに所属するVTuberが10人も出演しており、とても豪華な仕様となっています。
また、PR動画は2025年1月現在で再生回数が241万回と、多くの視聴者に閲覧されています。
PR事例④「キズナアイ」×「ローソン」
キズナアイとローソンがコラボした企業PRでは、対象商品のレシートを撮影と応募すると抽選でオリジナルグッズグッズが当たるキャンペーンやグッズの販売、キズナアイによる特別仕様の店内放送を実施しました。
YouTubeには「マチのコンビニ店員がキズナアイだったら…」というテーマの動画が投稿されており、2025年1月現在で35万回も再生されています。
また一部の店舗限定のグッズ販売も行われており、キズナアイの視聴者にローソンの利用を促しました。
PR事例⑤「ホロライブ」×「アレジオン」
大手VTuber事務所のホロライブが、アレルギー専用鼻炎薬のアレジオンのPRを行った事例です。
PR動画は出演したVTuberがくしゃみをし、それぞれが花粉症のくしゃみかどうかを当てるクイズ形式で進行しており、3ヶ月で27万回も再生されています。
VTuberたちの和気あいあいとした雰囲気で、花粉症やアレジオンを紹介し、VTuberの視聴者への認知を拡大を促しました。
また、期間限定でVTuberのグッズが付属したアレジオンが販売されました。
PR事例⑥「壱百満天原サロメ」×「ソフール」
株式会社ヤクルトから販売されているヨーグルトのソフールのCMに、人気VTuberの壱百満天原サロメが出演した事例です。
CMには女優の内田有紀がメインで出演しており、壱百満天原サロメが天の声として内田さんとのかけ合いをしながら商品を宣伝しています。
壱百満天原サロメの「ヤクルトのおヨーグルトですわ〜」といったセリフが、ポップで耳に残りやすく、YouTubeにアップされたCM動画は2025年1月現在で59万回も再生されています。
実写と2次元のVTuberがコラボしているというのも、この事例の特徴です。
PR事例⑦「ChroNoiR」×「Google Pixel」
大人気スマートフォンのGoogle Pixel初となる折りたたみスマートフォンのPRを、大手VTuber事務所にじさんじの叶と葛葉によるユニット「ChroNoiR」が行っている事例です。
スマートフォンの宣伝は実写ではないと難しそうですが、2人のVTuberがGoogle Pixelを持つシーンもあり、見た目や機能性などをわかりやすく視聴者に伝えています。
動画は2025年1月現在で48万回の再生数を誇り、Google Pixelの折りたたみスマートフォンの認知拡大に貢献しています。
PR事例⑧「百鬼あやめ」×「everedge IZUMI PREMIUM」
百鬼あやめがマクセルイズミのCVO(ChiefVTuberOfficer)に就任し、電動シェーバーのeveredgeIZUMI PREMIUMをPRした事例です。
百鬼あやめの名前にもかけて、鬼ぞりシェーバーというキャッチコピーで宣伝し、シェーバー購入者に抽選でオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンも行っています。
動画はeveredgeIZUMI PREMIUMのPR用に作られ、オリジナル楽曲「剃れ剃れ音頭」を百鬼あやめが歌唱しているコラボMVです。
オリジナル楽曲ということもあり、公開から約1ヶ月で29万回も再生されています。
PR事例⑨「白雪レイド&渋谷ハル」×「ベースブレッド」
大手VTuber事務所のNeo-Porteに所属する白雪レイドと渋谷ハルの2人が、1食で1日に必要な栄養素の1/3がとれる完全栄養食のベースブレッドがコラボした事例です。
動画は、ベースフードを普段から愛用している白雪レイドと渋谷ハルの2人のVTuberが、ゲームしているときや深夜など、どんなシーンでベースブレッドを食べるのがおすすめかについて会話をしながら進んでいきます。
2025年1月現在の動画再生回数は20万回で、ベースブレッドの魅力を広めています。
PR事例⑩「兎田ぺこら」×「湖池屋ストロング」
大手VTuber事務所のホロライブに所属する兎田ぺこらと、お菓子メーカーの湖池屋から販売されている湖池屋ストロングがコラボした事例です。
このPRでは兎田ぺこらだけでなく、日本屈指の人気を誇るYouTuberのHIKAKINも一緒にコラボしており、兎田ぺこらとHIKAKINの2人でYouTubeライブ配信も行っています。
YouTubeライブ配信のアーカイブは、人気のあるものどうしのコラボということもあり、2025年1月現在で78万回も再生されています。
まとめ

VTuberを活用してPRを行う企業は増えています。
活用方法の中にはCMに出演してもらうだけでなく、コラボ商品の販売やキャンペーンを行うことも少なくありません。
また、実写とVTuberをかけ合わせたPRを行う場合もあります。
自社に合わせた方法で、VTuberを活用してPRを行いましょう。